2013年5月9日(木)付 日本経済新聞夕刊16面
柏木博さんの寄稿記事「モダンデザインの系譜」の中で元自由学園美術教師、笹川和子先生、山室光子先生が紹介されています。
自由学園は創立当初から美術教育に力を入れており、初期の指導者には
山本鼎、石井鶴三、深沢紅子、清水多嘉示など日本を代表する美術家を
お迎えしていました。
女子部8回生のお二人は自由学園の工芸教育の充実のため、卒業後の
昭和6年7月ヨーロッパに渡りチェコスロバキア国立工芸学校で工芸の基礎を
学びました。
翌年ベルリンに移り、文中に紹介されているバウハウスで基礎教育を担当していたヨハネス・イッテンの私塾に工芸基礎教育を学び昭和7年11月に帰国後、
自由学園工芸研究所の創立に携わりました。
寄稿者の柏木博さんは武蔵野美術大学の教授で、自由学園の木工(家具デザイン)などのアドバイスを
いただいています。
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