「地球とそこに住むすべてのいのちの持続可能性」を共通テーマに、昨年4月にスタートした「地球市民教育フォーラム」は、おかげさまで多くの方々にご参加いただくことができました。
2017年度は、「こども・かぞく・みんなが育つこれからの学びのコミュニティー」を中心テーマとして3回のフォーラムを計画しています。
第8回「子どもたちを自然の中に。脳化社会のその先へ ~養老孟司の『遺言。』~」
日にち:2018年2月17日(土)
時間:10:40~12:20
場所:自由学園記念講堂
参加費:2,000円(当日受付でお支払いください)
(チラシ裏)
養老 孟司(ようろう たけし)
東京大学名誉教授
近代文明社会は「あたま」の働きを信頼し、効率化、都市化を目指して発達してきた脳化社会です。
AIの「活躍」に見られるように、脳化社会は飛躍的に「進歩」し、この勢いはとまることはないでしょう。
しかしその結果、地球規模で様々な弊害、行き詰まりが明らかになっています。脳化社会のその先の社会を切り拓くためには、置き去りされた「からだ」や「自然」への信頼をとりもどすことが必要です。
地球の一員として暮らす感覚を身につけ、将来の世界をしょって立つのは、泥だらけで遊びどっぷり自然体験を積んでいる子どもたちなのです。
主な著書:
『ほんとうの環境問題』(新潮社)
『本質を見抜く力』(PHP研究所)
『いちばん大事なことー養老教授の環境論 』(集英社)
『虫捕る子だけが生き残る』(小学館)
※地球市民教育フォーラムについては、本サイト内「100周年に向けて」のページでもご紹介しています。