東日本大震災から10年 石巻市十三浜産の わかめや昆布を 皆さんも購入しませんか/お知らせ - 一貫教育の【自由学園】/ 幼稚園・小学校・中学・高校・大学部・45歳以上

東日本大震災から10年 石巻市十三浜産の わかめや昆布を 皆さんも購入しませんか/お知らせ - 幼稚園・小学校・中学・高校・大学部・45歳以上【一貫教育の自由学園】

お知らせ

東日本大震災から10年 石巻市十三浜産の わかめや昆布を 皆さんも購入しませんか

2021年3月10日

甚大な被害をもたらした東日本大震災から10年がたちました。
支援活動をきっかけに今も交流がつづく宮城県石巻市北上町十三浜では、今年もわかめの収穫が始まりました。
現地から遠く離れていても、生産される海の幸を購入することで、地域を支えることにつながると同時に、私たちの食卓も支えられます。
荒波と北上川が運んで来る養分により、十三浜のわかめは肉厚で風味が豊か。茎わかめはサクッとした食感。昆布は柔らかく、手軽に料理できる“海の野菜”です。
おいしい十三浜のわかめや昆布を、皆さまもぜひ味わってみませんか?塩蔵されているので長持ちします。

■十三浜のわかめ・茎わかめ・昆布の予約申込
予約申込締め切り:4月20日(火)
お届け:5月下旬~6月下旬
お申込先:非営利任意団体「浜とまちをつなぐ十三浜わかめクラブ」
*製品はいずれも湯通し塩蔵です。
*代金の一部は、十三浜の地域づくりや復興支援に役立てられます。

【詳細・お申込】
婦人之友社WEBサイト内の下記ページ、または『婦人之友』4月号をご覧ください。
【浜とまちをつなぐ十三浜わかめクラブ】わかめ・茎わかめ・昆布の春の購入案内

3〜4月はわかめの、5月は昆布の収穫最盛期です。わかめは収穫したらすぐに浜で湯通しをして、塩蔵まで行います。塩を馴染ませて脱水したわかめは、木箱に詰め、翌年まで大事に低温保管されます。

■自由学園の食事から 十三浜産わかめ・茎わかめを使って
十三浜と交流を続けてきた自由学園では、全校の食事に出るわかめ・茎わかめは全て十三浜産です。肉厚で美味しいので、皆さまにもお勧めします。


  • 女子部(中・高等科)生徒が手作りした昼食です。

  • 男子部(中・高等科)

  • 初等部

  • 最高学部

■十三浜と自由学園の交流
自由学園は震災直後から、創立者を同じくする婦人之友社、全国友の会と共に、震災支援活動を続けてきました。岩手県釜石市、大槌町では2018年度まで最高学部(大学部)の学生が58回にわたって定期的に泊りがけで復興支援活動を行うなど、東北の被災地で活動してきましたが、その1か所、宮城県石巻市北上町十三浜とは今も交流が続いています。
十三浜地区も大きな被害を受け、津波の影響で亡くなった方、都市部へ移らざるを得なくなった方などを含め、震災前より4割も人口が減りました。そのような中、毎年自由学園からは男子部・女子部の高等科生が泊りがけで十三浜を訪問し、漁師さんたちからわかめの養殖のこと等、浜の仕事を教えていただきながらお手伝いすることや、保育所の訪問、被災された高齢の方々との交流を続けてきました。支援活動は今では交流に変わり、生徒たちは現地の方々との交わりから実に多くのことを学ばせていただいています。今年度はコロナ禍で訪問できず残念でした。

※生徒による支援活動の様子
昨年十三浜のわかめ販売をご紹介した折のブログに、生徒たちの活動の写真がありますのでご覧ください。
https://www.jiyu.ac.jp/blog/info/72465

※十三浜との交流の中から、下記の本も生まれました。
自由学園の学生らが提案したレシピも掲載されています。
『三陸わかめと昆布 浜とまちをつなぐレシピ 80』 婦人之友社刊
https://www.fujinnotomo.co.jp/book/cooking/b3796/

※『婦人之友』3月号
「十三浜わかめクラブ便り」のページには、自由学園の生徒がお世話になった漁師さんたちの、震災から10年たった家族の物語が載っています。

■十三浜のわかめ・昆布の全国への紹介
現地での活動や交流を進める中で、十三浜のわかめや昆布をぜひ多くの方に味わっていただきたいと、婦人之友社が中心となって活動を進めてきました。昨年4月からは、これまでの交流から生まれた非営利任意団体「浜とまちをつなぐ十三浜わかめクラブ」が注文を受け付けています。

ぜひ皆さまには、現地の方々を応援する上でも、おいしい十三浜のわかめや昆布を味わっていただきたく、どうぞよろしくお願いいたします。

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