東日本大震災支援をきっかけに、三陸の漁師さんとの交流が続いています。十三浜で育ったわかめや昆布を食卓にのせませんか。/お知らせ - 一貫教育の【自由学園】/ 幼稚園・小学校・中学・高校・大学部・45歳以上

東日本大震災支援をきっかけに、三陸の漁師さんとの交流が続いています。十三浜で育ったわかめや昆布を食卓にのせませんか。/お知らせ - 幼稚園・小学校・中学・高校・大学部・45歳以上【一貫教育の自由学園】

お知らせ

東日本大震災支援をきっかけに、三陸の漁師さんとの交流が続いています。十三浜で育ったわかめや昆布を食卓にのせませんか。

2020年3月11日

創立者を同じくする婦人之友社、全国友の会、自由学園は、東日本大震災直後から、東北各地で震災支援の活動を続けてきました。その1か所、宮城県石巻市北上町十三浜では、地域の皆さんとの交流が年々深まっています。

十三浜は、わかめや昆布の養殖が盛んな沿岸漁業地域で、婦人之友社では支援の一環として、「婦人之友 十三浜わかめクラブ」を立ち上げ、わかめや昆布の購入を呼びかけてきました。東日本大震災から10年目となる2020年4月、さらに一歩進め、支援から支え合う関係をめざし、新組織「浜とまちをつなぐ 十三浜わかめクラブ」(非営利任意団体)として歩み出すことになりました。

現地から遠く離れていても、生産される海の幸を購入することで、4割も人の減った地域を支えることにつながると同時に、私たちの食卓も支えられます。荒波と北上川が運んで来る養分により、十三浜のわかめは肉厚で風味豊か。茎わかめはサクッとした食感。昆布は柔らかく、手軽に料理できる“海の野菜”です。生徒が毎年、十三浜を訪問している自由学園では、学園内の食事でいただくわかめや茎わかめは、すべて十三浜産です。

3〜4月はわかめの、5月は昆布の収穫最盛期で、「浜とまちをつなぐ十三浜わかめクラブ」では、注文を受け付けています。漁師さんが丹精込めて育てたわかめや昆布を、ご家庭の食卓にも登場させませんか?

■十三浜産わかめ・茎わかめ・昆布の注文について
予約注文締め切り:4月18日(土)
品物到着日:6月1日(月)~7日(日)の間
製品はいずれも湯通し塩蔵です。
*代金の一部は、十三浜の地域づくりや復興支援に役立てられます。
*詳細と予約申込については、『婦人之友』4月号または婦人之友社のWEBサイトをご覧ください。
https://www.fujinnotomo.co.jp/news/202003wakame/

■自由学園と十三浜
東日本大震災をきっかけに交流が始まった十三浜には、今も毎年女子部、男子部の高等科生が訪問しています。わかめや昆布の養殖をなさっている漁師さんたちにお世話になり、養殖用ロープの手入れ、ボイル塩蔵、わかめの芯抜き等々、浜の仕事のお手伝い、保育所への訪問、被災された高齢の方々との交流等を続けています。
当初は支援活動として始まった訪問ですが、今では大事な交流の機会となっており、海と共に生きる漁師さんはじめ十三浜の方々から、生徒たちは学園内では学べない、とても大切なことを沢山学ばせていただいています。

■高橋和也学園長のブログより
「3.11から生まれた温かい繋がり」
https://www.jiyu.ac.jp/blog/ga/72474

■2011年 震災直後の宮城県石巻市十三浜周辺地域
この地域に学園の生徒が初めて訪れたのはその年の8月でした。女子部の高等科2,3年生の有志が子どもたちのために、きょうけつ染めのうちわ作りのワークショップをしたり、仮設住宅を訪問したりしました。その後男子部生徒も行くようになり、わかめの養殖の仕事のお手伝いもさせていただくようになりました。 

■2019年以降の交流の様子から
女子部の生徒は夏休みに、男子部の生徒は9月と3月に年2回、泊りがけで訪問しています。5月には最高学部の学生が行き、仙台友の会の方々と販売用にわかめを袋詰めすることをしました。保育所での交流も続いていますが、ここでは主にわかめや昆布に関して、教えていただきながら生徒がお手伝いした時の様子をご紹介します。

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