春のイベント/自由学園協力会からのご案内・活動 - 一貫教育の【自由学園】/ 幼稚園・小学校・中学・高校・大学部・45歳以上

春のイベント/自由学園協力会からのご案内・活動 - 幼稚園・小学校・中学・高校・大学部・45歳以上【一貫教育の自由学園】

自由学園協力会からのご案内・活動

春のイベント

2010年5月15日

好天に恵まれた5月9日(日)、今年も協力会主催による春のイベントが開催されました。イベントは『学園の春の色を描く会』、『学園の春の景色をデジタルカメラで撮る会』『体を動かしてデンマーク体操を楽しむ会』、『弦楽合奏を楽しむ会』、そして今回初めて行われる『吹奏楽を楽しむ会』が行われました。そして写生会には31名、撮影会には12名、体操には13名のご参加をいただき、また弦楽合奏は64名、吹奏楽は60名の演奏者とミニ・コンサートには、約140名のお客様が来てくださり、盛況のうちに終えました。協力会が積極的に活動することにより、学園関係者をはじめ地域の皆様など、多くの方々が自由学園に集うことの大切さを、改めて実感した一日となりました。

『吹奏楽を楽しむ会』                       
今回初めて「吹奏楽を楽しむ会」を協力会のイベントに加えて頂きました。
ウインドオーケストラOB・OG会のメンバーを中心に、卒業生、在校生(学部・男子部・女子部)、在校生父母、一般の方総勢60名の参加となりました。
演奏曲目はボーン・ウィリアムス作曲の「フォークソング組曲」。指揮は田口利定先生。
午前中は木管・金管に別れ、木管は男子部17回生古沢裕治先生、金管は田口先生に指導していただき、その後両方合わせての練習を行い、本番に備えました。
本番は多くのお客様に聴いていただき、また弦楽との合奏で「早春賦」を演奏しお客様にも歌っていただき、演奏者とお客様が一体となって会が終了しました。
初めての参加でしたが、学生・卒業生・在校生父母が一緒になって演奏する機会が持てたことで、普段のOB会とはまた違った演奏になったと思います。
楽器を持っている方、吹奏楽に興味がある方、次回の参加をお待ちしております。


『弦楽合奏を楽しむ会』 
「弦楽合奏を楽しむ会」も6回目を迎えました。2007年11月の第1回目より、毎回ご参加くださっている方々をはじめ、小学生から年配の方まで、64名の
皆様がご参加くださいました。  
  この度の演奏曲目は、イギリスを代表する作曲家、グスターヴ・ホルスト作曲、「ブルック・グリーン組曲」、ロシアの作曲家、アントーン・アレンスキーの「チャイコフスキーの主題による変奏曲」でした。指揮者の杉原直基先生、女子部ご卒業生の戸田幸子先生のご指導をいただきながら、皆で楽しく練習ができ、本番では、気持を一つに合奏ができました。
 初めての試みとして、プログラムの最後に、「吹奏楽を楽しむ会」にご参加くださいました皆様と、吉丸一昌作詞・中田章作曲「早春賦」の合奏をし、ミニ・コンサートにお越しくださいました皆様に、ご一緒に唱っていただきました。 
 音楽を通して、会場全体が一つとなり、気持ちの良い一時を過ごすことができました。会を重ねる毎に、ミニ・コンサートを聴きに来てくださるお客様も増え、この度は、ご遠方よりお越しくださった方もいらっしゃいました。今後も、多くの皆様と共に、音楽を楽しむことができますよう願っております。

『体を動かしてデンマーク体操を楽しむ会』
初等部の体操館で行われた『体を動かしてデンマーク体操を楽しむ会』には、老若男女13名の方々が参加され、午後1時から2時半まで楽しく、また気持ちよく体を動かしました。基本的にはストレッチ体操ですが、前半は立った姿勢を基本に比較的活発な運動、中盤はマットレスを用い、座った姿勢を基本にした運動、そして終盤は体を横たえた楽な姿勢による運動というプログラム。お年寄りから幼児まで、どの年代の方にも無理なく楽しみながら行うことができる、まさに菊池昭一郎先生ならではの、人に優しい体操というものを実感したひとときでした。

『デジカメ研修会は大好評』
同学会60回生で若手写真家の公文さんが講師となって、若葉が光る学園キャンパスにデジカメの愛好者が集合。小学生や写真家を志す女子大生、親子から年配者までの顔ぶれに、公文さんは、学園の良さを紹介。被写体へのポジションをアドバイスし、皆を外に誘導しました。
しばらくして、戻ってくる皆の写真をパソコンからスクリーンに映し、公文さんが、会話しながら作品を講評して行きます。
スクリーンには、校舎の白壁・ケヤキの幹・池の水草など、学園の光景が映し出されます。公文さんは「対象は何ですか」「面白い構成ですね」「露出を工夫すれば」と話しながら、上達の方法を伝え、皆も納得です。
昼食に美味しいお弁当を頂き、また、校庭に出かけた皆の写真を見ると、上達がはっきりわかります。公文さんが、「この小学生の作品は、大胆な狙いですね」、「虫目線もいいね」と説明をつづけ、今日は、「母の日のカードを作る目線で3枚のカードに絞って見ます」とテーマを持った編集に、満足感が流れます。
そんな中で「こんな素敵な雰囲気の学園に娘を入れたい。入学は難しいですか?」と聞く女性に、公文さんは、自分の入学の経験談を話し、入学を勧める一コマもあり、学園にも大いにプラスとなったデジカメ研修会となりました。

『学園の春の色を描く会』
 すばらしい五月晴れの空の下、「学園の春の色を描く会」参加者の32人の皆さんは学部食堂での集まりの後、キャンパス内に散らばってお気に入りの景色の前で腰を下ろし、思い思いに筆を走らせていました。今回で3回目という女性は、「ここは緑が豊かで景色がすばらしい。何よりゆったりしていて、あまり色々な人に描いている絵をのぞきこまれず、絵に集中できるのがうれしい」とのこと。指導にあたられた武藤岩雄先生は、キャンパス内を二巡してコメントをくださり、終了後は学部食堂で出来上がった絵を前に先生を囲んでしばし語らいの輪ができていました。文字通り目にしみるような新緑を全身に浴びて絵筆を動かすひとときは、参加された方々にとって至福のときであったことでしょう。

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