婦人之友社がこの秋の初めに出版した新しい雑誌「かぞくのじかん」第1号で自由学園初等部が紹介されている。
「暮らす、育てる、働く。子育て家族の“ハッピーバランス”」を特集にした創刊号は「子育てと教育の部屋」のコーナーで「大きくなあれ 学校はひとつの家族 心と心が通い合う 国語のべんきょう」の見出しで、初等部の国語の授業を紹介。
「最初に習うひらがなは『じゆうがくえん』。今の興味をとらえることで学びを深める、自由学園の国語教育。感性や作文力を養う全学年の日記の取り組み。報告する力、聞く力も育つ朝の礼拝や昼食の時間。生きた漢字を学ぶ“五語五文”。生活に根ざした個性的な教育で知られる同学園初等部を、ノンフィクションライターで、二児の母親でもある大平一枝さんが1日ルポ。家庭でも参考になる『学びの本質』を探ります。」と始まっている。5ページに14枚の写真を配したビジュアルな紙面。
今、時代の最先端を行く売れっ子の生命科学者・福岡伸一のエッセー「知の原点」も掲載されている。
同誌は、年4回発行予定の季刊誌。「対象読者は幼児、小学生をもつ子育て世代。またそうした家庭を支えるご家庭にも、お読みいただきたいと願っております。テーマは、『くらし 育てる はたらく』。個々にも成長していく家庭のなかで、ワークバランスをとっていくのは大へんむずかしいことですが、読者の方々の経験や知恵も加えつつつくる誌面にしたいと思っております。」(創刊号発行の案内文から)
(広報室・堀田)