穏やかな晴天に恵まれた本日2018年4月12日（木）に、自由学園第98回入学式が記念講堂で行われました。
新入生の保護者の皆様、在校生、教職員、卒業生ほか学園関係者の見守る中、マーチにあわせて男子部中等科・高等科、女子部中等科・高等科の新入生が入場すると、会場はあたたかい拍手に包まれました。
緊張した面持ちの新入生を、各部高等科3年生の生徒が先導しています。
国歌斉唱の後、各部ごとに新入生がステージに上がり、点呼をしました。
高橋和也学園長により、「これらの人々を自由学園の名において、「同志 同学 同行の友」として迎えます。」との入学宣言がなされました。
男子部中等科新入生
男子部高等科新入生
女子部中等科新入生
女子部高等科新入生
新入生の各部の代表４人が、自由学園の旗に第98番目の星をつけました。新入生を迎えて、これからまた新しい自由学園の歴史が築かれていきます。
その後讃美歌74番（97年前の自由学園開校式で歌われた讃美歌）を全員で歌った後、自由学園の校名がそこからとられた聖書の箇所、ヨハネによる福音書第8章31節から36節を司会者が読みました。
高橋学園長の式辞では、新入生に向けて「同志 同学 同行の友」の意味、特に「同志」についてのことと、「真の自由人」のこと、自由学園でどのようなことを学んでほしいかについて話がありました。
その後在校生を代表して、男子部、女子部、最高学部の各委員長がステージに上がり、最高学部委員長が新入生を歓迎する言葉を述べました。
高橋和也学園長の祝辞
在校生代表 各部委員長と歓迎の言葉を述べる最高学部委員長
最後に全員で校歌「自由をめざして」を歌い、入学式を終わりました。
新入生が新調の制帽をかぶり、退場のためマーチに合わせて歩き出すと、会場から大きな拍手が送られました。
新しい友の増えたことを感謝し、どうか新入生の皆が生き生きと生活し、友と一緒に多くのことを感じ、学んでいかれますようにと願う式となりました。
入学式の後、新入生はそれぞれの部に行きすごしました。
保護者の方々は集まって自己紹介を聞きあい、その後在校生保護者主催の歓迎会に移られました。お食事は保護者の方々の心づくしのもので、地方の方もカードその他力をだされ、新入生の保護者の皆さまを思い、協力して準備されたものでした。
その後各部の寮では、入寮式が開かれました。
在校生保護者主催の新入生保護者歓迎会で整えられた手作りのお食事
