4月19日(土)午前10時から、リビング・アカデミー(以下LA)の2025年度始業式が自由学園記念講堂で行われた。10期生24名(うち2名欠席) の新入生を迎え、今年度も継続をされる1~9期生116名を加えて、140名で10年目がスタートした。(当日出席人数は121名)
<始業式>
はじめに、新入生(10期生)22名の氏名点呼が行われ、名前を呼ばれると起立して、後ろに座っている人たちの方へ向いた。全員の氏名点呼が終わると、新入生へあたたかい拍手が送られた。続いて、出席してくださった講師の先生の紹介があった。
105年前の開学式で歌われた讃美歌74番を村山順吉理事長の伴奏で讃美した後、更科幸一学園長から、「今日は季節外れの最高気温28度まで気温が上がるそうです。このような時に、暑いねで済ませてしまってよいのか。よりよい社会を子どもたちのために残すためにリビングアカデミーでもできることに挑戦していきましょう」との歓迎の辞があり、続いて学園長から新入生の代表の学生にLAのバッジが贈呈された。
LAスタッフを代表して石川章代リーダーが「夢のごとく過ぎた9年間は、皆様のお支えによって歩んでくることができました。10期生を迎えて共に励み、少しでも社会に役立つことができるLAでありたいと思います。「きょういく(今日行くところがある)」「きゅうよう(今日用がある)」充実した1年を楽しく励んでいきましょう。」と挨拶した。続いて、LAスタッフの紹介があり、最後に「LA賛歌」を歌って、始業式を終えた。


休憩をはさんで、石川章代リーダーより「LA学生のしおり」に沿って、一年間の学びのスケジュールや選択クラス、自主活動などについて約1時間をかけて詳しく説明があり、午前の部を終了した。
<昼食>
昼食は初等部食堂で、A~K家族の同じ家族のメンバーと食卓を囲んで手作りの昼食をいただく。この日の献立は、お赤飯、松風焼き、千草和え。食後に「希望満充」というサツマイモ餡のお菓子がついた。
昼食の時間には、お弁当の献立の報告と、自主活動の内容の説明や、活動予定についてなどの報告がなされた。
<家族ミーティング>
LAは、学生同士がより交わりを深めるために「家族」という“組織単位”で構成されている。
今年度はA~Kの11の「家族」に12~13人ずつが分かれることになった。昼食後は、さっそくこの家族ごとに分かれて約1時間、自己紹介や先輩学生が新入生にLAの楽しさや楽しみ方を伝えるなどの交流の時をもち、合わせて家族長、副家族長の選出も行った。
家族ミーティングの終了をもって、1日のスケジュールを終了した。

<キャンパスツアー>
新入生だけは、家族ミーテイング終了後、2つのグループに分かれて、LAスタッフの案内でキャンパスツアーを行った。
今年度も、LAの目指す「学び」、「交わり」、「楽しみ」、「社会に役立つ」が実現できる1年であることを願っている。
