1月21日 選択クラス「暮らしの書道~心を伝える手書きの文字~」(2年目クラス)-Part2/「選択クラス」の様子 - 一貫教育の【自由学園】/ 幼稚園・小学校・中学・高校・大学部・45歳以上

1月21日 選択クラス「暮らしの書道~心を伝える手書きの文字~」(2年目クラス)-Part2/「選択クラス」の様子 - 幼稚園・小学校・中学・高校・大学部・45歳以上【一貫教育の自由学園】

「選択クラス」の様子

1月21日 選択クラス「暮らしの書道~心を伝える手書きの文字~」(2年目クラス)-Part2

2020年2月3日

今回は、お正月ということで、特別講義として「書き初め」を学ぶ。

講師は、平井澄圓先生(書道師範 圓心書道教室主宰)。それにアシスタントとして小谷野温子さん(LAスタッフ)。

「書き初め」は全紙の半分の半切(半折)にしたためる。万葉集の一節、「気淑風和」と「気淑年和」が題材。令和の出典となった歌「初春の令月にして、気淑(よ)く風和(やわ)らぐ」(おりしも初春のよき正月で、大気は清く澄み渡り風は、和らいでいる)による。

普段の講義は、法帖の臨書(手本を見ながら書く)。それに一つの言葉を選び、楷書・行書・草書で筆運びを磨く。

平井先生いわく、「古典を学ぶと、文字の美しさだけでなく、伝統から始まり創造へと広がる世界を、学ぶことができる」。

勇気づけられた学生は、気合を込め、真剣そのもの。

書き終えた後の写真には、晴れ晴れとした笑顔が並んだ(左から二番目が平井先生)。

学生の感想。

「61歳から手習いを始めた父の書が今でも家に飾ってある。その父より上手になりたいと思った。また漢字を通して中国に興味を持つようになった」

「年を取っても、あまり動かなくても出来るので、書道を選んだ。書の歴史が色々とわかって楽しい、2年やってきたが、このまま続けたい」

「ただただ、書が好き。高校時代まで習っていた。今は、孫と一緒にやり、年賀状を筆で書くまでになった」

(山岸廣一)

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