9月16日(金)秋晴れの気持ちの良い日に栗拾いに行きました。埼玉県鶴ヶ島市のLA生の小谷野さんのお宅の栗林に15名で参加しました。
現地では、小谷野さんが笑顔で迎えて下さり栗林に到着。一歩踏み出すと、思いがけず柔らかな土で、地面一杯の栗のイガと土の良い香りがしました。
今年は豊作で、無農薬の自然林は虫たちの息吹が感じられる貴重な体験でした。林の奥は蜂の住処なので近づかないように注意をいただき、手袋と袋、炭バサミを持って、栗拾いをしました。当日の朝、小谷野さんは、蜂たちにおとなしくするようにと言い含めて下さっていたそうです。細やかな心遣いに感謝をしながら気を付けて栗拾いをしました。
足で栗のイガを開いて、中にピカピカの艶のある栗たちを見つける作業はとても楽しかったです。色んな形の栗を見つけて採取しました。1時間ほど場所を変えながら腰をかがめて栗を拾いました。重い栗もバスで移動なのでとても助かります。
小谷野さんのご自宅で美味しいお茶やアイスを頂きながら、自己紹介です。参加された皆さんの活躍やLAへの思いを聞きました。「やはり出会って、出かけて、一緒に食べることが、LAの良いところだね」と先輩はおっしゃっていました。コロナからのスタートだった、5期生の私にとってはとても新鮮で、LAらしい交流を体験できました。
昼食は障害のある方の働く食堂でお食事。地元の野菜やパン、手作り品の販売もあり、お食事もたっぷりでとても美味しい品々でした。
雨が多かった9月ですが、その日は特に青空で、ビルの隙間から見る空とは全く違う解放感でした。思いがけず秋の花々やトンボに出会った楽しい「大人の遠足」でした。
帰りのバスでは、栗の下処理や栗を使ったレシピの紹介もしていただきました。
私は帰宅するとすぐに栗を選別して冷凍、虫食いや平たい栗は、子ども達の造形ワークに備えてよく乾燥させました。いろんな形を触ったり、虫食いの穴を見つけたりと楽しんでくれると思います。大粒はお正月用に、中くらいは小豆とともに栗ご飯で頂きました。 小谷野さまと、LAの皆さんに感謝でいっぱいです。楽しい一日をありがとうございました。
文:5期生 吉田朋子