6月24日(土)「みんなの日」/「みんなの日」の様子 - 一貫教育の【自由学園】/ 幼稚園・小学校・中学・高校・大学部・45歳以上

6月24日(土)「みんなの日」/「みんなの日」の様子 - 幼稚園・小学校・中学・高校・大学部・45歳以上【一貫教育の自由学園】

「みんなの日」の様子

6月24日(土)「みんなの日」

2023年7月3日

6月24日(土)は梅雨の晴れ間の中、5月の「みんなの日」に続いて緑ヶ丘跡地の校舎2階のホールで6月の「みんなの日」が行われ、不順な天候の影響もあって欠席者が多く、111名(うちZoom参加5名)が参加して行われた。

はじめに、石川リーダーの司会で礼拝が行われ、讃美歌510番「まぼろしの影を追いて」を賛美した。  

<「忘れられない人々」2期生・奥田ユリ子さん>

「みんなの日」恒例の「忘れられない人々」は、自由学園女子部37回生でもある2期生の奥田ユリ子さんが在学中にお世話になった先生についてお話された。

私の父がスウェーデンのハクスバーナ社製のミシンの代理店をしていた関係で、そのミシンを自由学園に納めていたことがきっかけで自由学園の創立者の羽仁もと子・吉一夫妻との交流が始まった。そして私は終戦の年の昭和20年4月に自由学園初等部に入学した。入学したときは、まだ戦時中だったので、疎開先の所沢から防空頭巾をかぶって30分に1本の電車で通学した。まだ地方に疎開に行っている人もいて、入学したばかりのころはクラスの人数が7~8人だった。それが卒業時には25~30人ぐらいになった。当時初等部の責任は佐藤瑞彦先生が持っておられ、羽仁説子先生(もと子・吉一の長女)からもお話を伺った。初等部の卒業式には和服を着た小柄の羽仁もと子先生も出席されて、一人ずつおめでとうとおっしゃった。先生の声と手のぬくもりは今でもはっきり覚えている。今から78年前にミスタ羽仁・ミセス羽仁から直接教育を受けることができて、人生の指針をいただいたことで、6歳の時から今日まで迷うことなく生きてくることができた。今また学園で学ぶ機会をつくっていただき感謝を申し上げたい。

 

<教養講座『高齢者に対する交通安全の動機づけ』鈴木春男先生>要約

今年度2回目の教養講座は、鈴木春男先生(千葉大学名誉教授・元自由学園最高学部長)に『高齢者に対する交通安全の動機づけ』と題して、お話をしていただいた。

1)高齢者事故の背後にあるもの

①意識と行動のミスマッチが事故を招く。予想以上に道路の横断に時間がかかったりする。

②過去の経験にとらわれる。「慣れてしまう」ことが危険を招くことになる。

③からだの力の低下。動体視力の低下、暗順応の低下、反応時間のムラ、筋力の低下など。

④たくさんの情報を同時に処理することが苦手になる。運転中に考え事はしない。

⑤生活に充実感・満足感を持っていると事故が少ない。悩みごとをかかえてないように。

 だからこそ、「仲間づくり」が大切になる。

2)高齢者に対する交通安全指導の視点

①高齢者を画一的に見ない。個人によって抱えている問題が違うので個の視点が大切。

②地域に密着した視点が必要。居住している地域の特性をよく理解する。

③生活構造を中心とした視点が必要。家庭生活への不満が事故に繋がることが多い。

④高齢者を弱者として扱わない。日本の高齢者は働き続け、自立していこうとしている。

⑤高齢者の柔軟な発想に期待する。高齢者の思い込みや心理的な「固さ」をほぐす。

⑥他人と関わる場をつくる。自己中心な発想を避け、相手の立場を考えられるように。

3)人間の行動と動機づけー仲間づくりも立派な交通安全教育

①人は誰でも「自分は間違っていない」と自分を正当化、自分のための注意に耳を貸さない。

②「問題の発見」が安全な行動をもたらす。過去の体験に基づく知覚の像を修正させる。

③参加の場が考えや修正の態度変容をもたらす。

4)参加型交通安全教育の具体例

①アラバマ州タスカルーサ市の「ネイバーフッドウォッチ」。子どもの高齢者訪問のボランティア体験の折に、高齢者による子供への安全教育を組み込む。

②ヒヤリ地図づくり。日常の活動範囲の白地図上にヒヤリ体験のシールを貼ってつくる。

③世代間連携交通安全教育。高齢者・子供・孫の三世代がお互いに意見を出し合う。

④いきいき運転講座。台本を使って自分たちで講座を開催する。

休憩後に、LA生からの質問にも丁寧に答えて下さった。

教養講座終了後、LA賛歌を皆で歌った。

 

<諸報告>

①創立100周年記念募金委員長の塙健司さんから100周年募金の説明。100周年募金で集まったお金は、主に「共生共学」の学校としてスタートする中高の校舎の改築・新築などに充てられる予定。皆さんのご協力をお願いしたい。

②LA祭の説明と、そのためのアンケート実施の説明

報告後、体操選択クラスの人たちのご指導で、その場で出来る生活体操で体をほぐした。

 

<昼食・自己紹介> 

昼食は、ホールで手作りのお弁当をいただく。メニューは、ミートローフ、ポテトサラダ、いんげんのふり塩、ごはん。キャンパス内のLAの畑で獲れた玉ねぎ1.5㎏をミートローフに、ジャガイモ6㎏をポテトサラダに、学生の育てたいんげん2.5㎏をいんげんのふり塩にそれぞれ使った。

昼食をいただきながら、4月に入学した8期生6名の方の自己紹介(第2回)を伺う。

その後、自主活動の報告、7月の「みんなの日」の午後に行う「ボッチャ大会」の説明があった。

<午後の集い>

①『オカリナの演奏とお話』

13時40分からの約1時間、木下光雄さん(男子部34回生)のオカリナ、木下洋子さんのキーボード伴奏で、『オカリナの演奏とお話』の時間をもった。光雄さんは楽しいトークを挟みながら、「少年時代」「卒業写真」「涙そうそう」にはじまり、わらべ歌の「かごめかごめ」「とおりゃんせ」、アニメから「ゲゲゲの鬼太郎」「となりのトトロ」、民謡から「東京音頭」「村祭り」、動揺の「汽車」「お正月」、そして「365日の紙飛行機」などをオカリナで演奏。それぞれの曲に洋子さんがオリジナルの伴奏をつけて、オカリナを引き立てておられた。

②『非常時の対応』

地震などの非常時を想定して、ホールから園庭に避難する訓練を行った。園庭では家族ごとに点呼を行い、5分以内に全員避難を完了することができた。

 

 

カテゴリー

月別アーカイブ