1月18日に飯能市役所で行われた、「森林整備に関する協定」の締結について、学部生にその趣旨と経緯をお話する時間を昼食の場でいただきました。
今後、自由学園と飯能市が一体となって森林や林業に新しい価値を創造していくものですが、これまで約80年に及ぶ男子部の活動や歴史があってこそ、今回の協定の締結が成されたもので、ぜひ学部生の皆さんにも「あの名栗の活動は何だったのか?」ということが、このような結果にも繋がっていると感じてもらいたいです。
12月26日に取得した森林認証(SGEC)も、同じようにこれまでの活動の成果とも言えます。
育ててきた木を、次は伐って使う時代へと、今後はこのテーマで活動が引き継がれていくことになりますので、長期に渡る取り組みの一端を担ったという理解を持ってもらえれば幸いです。

食堂での報告の様子
文:遠藤智史(環境文化創造センター技術員)
写真:吉川慎平(学部教員・環境文化創造センター研究員)