2022年3月26日(土)に向山緑地・立野川勉強会((学)自由学園は団体会員)の活動日として、向山緑地・立野川源流域で自然観察と保全活動を行いました。
(向山緑地・立野川勉強会について詳しくはこちらの記事をご覧ください)
3月下旬になり、ウバユリが葉を広げ始め、タチツボスミレ等が開花しています。樹木では緑地内に多く生育するイヌシデの雄花が下がり、遠くからでも向山緑地の春らしい様子が見られます。川沿いでは夏の終わりに咲き始めるミゾソバの双葉も観察できました。向山緑地は立野川の源流域ですが、現在最上流からの湧水はなく、向山緑地公園の中央付近から流れています。
階段沿いの竹柵が随分痛んでいたため、伐採した緑地内の竹を用いて新しく作り直しました。
また、勉強会では2022年に入り10年毎の樹木調査(前回は201年)を行いました。目測で胸高直径が30cm以上の樹木について計127本の測定を終えました。
3月には、東久留米市による向山緑地若返り事業として、5ヵ年計画の3年目にあたる高木剪定・伐採も行われました。
文・写真:柏木めぐみ(最高学部非常勤講師・環境文化創造センター研究員)
南雲八恵(最高学部非常勤講師)