【総合】自由学園環境文化創造センター 2022年度の体制と方針/環境文化創造センター - 一貫教育の【自由学園】/ 幼稚園・小学校・中学・高校・大学部・45歳以上

【総合】自由学園環境文化創造センター 2022年度の体制と方針/環境文化創造センター - 幼稚園・小学校・中学・高校・大学部・45歳以上【一貫教育の自由学園】

環境文化創造センター

【総合】自由学園環境文化創造センター 2022年度の体制と方針

2022年5月17日

自由学園環境文化創造センター(略称:Eセンター)は、全学の環境に関わる教育・研究・社会活動等を行うセンターとして2018 年4月に発足し、2022年4月で5年目を迎えました。
自由学園は本物に学ぶという「実学」を標榜し、100 年に渡る実践的教育を展開してきました。創立 100 周年を迎えた今、自由学園にはこれらの理念を実現するために整えられてきた、南沢キャンパスを はじめとした植林地・農場などの多様な環境と、その上で展開した教育・研究・社会活動の積み重ねがあり、これらは有形・無形の教育資産といえます。これらの環境は最も身近な「社会をより良くする」ための実験・実践の場として今後も重要であることに変わりはありませんが、センターは次の 100 年を見据え、キャンパス、フィールドを最大限に活用した各種活動の再興と更なる発展を目指します。具体的には 自由学園の環境全般に関わる活動の意義、実績を再確認しつつ(例:「環境文化創造に関わる一貫教育」を表す図表)、現在、そして将来の地域・社会が抱える課題解決に資する、教育・研究・社会活動をリードし、またサポートを行う「自由学園のシンクタンク」 としての機能を担います。各部の要請に応じて、児童・生徒・学生、教職員の環境に関わる活動についても、蓄積したノウハウやデータを活かして側方支援していきます。

2022年度は、重点計画として、①創立100周年を記念した企画の実現、②オリジナルの環境副教材の制作と公開、③水文・気象観測システムの充実とデータの利活用、④学園キャンパス・フィールドを中心とした地域研究の実施、⑤学園産材の活用を含む木の学びの推進、に取り組む予定です。

 

2019年に制作した「環境文化創造に関わる一貫教育」を表す図表

 

 

センターの体制とスタッフ紹介(2022年度)

センター発足以来センター長を務めた杉原弘恭の退任に伴って、新センター長に吉川慎平(最高学部)が就任しました。更に今年度から小田幸子(センター次長・最高学部)がスタッフに加わり、合計5名で活動をしていきます。以下のスタッフの自己紹介と担当分野をご覧ください。

 


センター長
吉川 慎平(最高学部准教授)

Eセンター全体のマネジメントの他、これまでの蓄積や多様な地域研究を通じて、環境副教材の制作に取り組みます。また最高学部生を中心に、学園のキャンパス・フィールドの自然・環境を活かした研究を発展させたいと考えています。またEセンターの活動の内外への発信にも力を入れたいと思います。

 


センター次長
鈴木 康平(学園長補佐・最高学部特任教授)

自由学園の環境に関わる学習と活動の一貫教育を整理した3領域9分野についての理解を広め、各分野の活動を推進します。「気候変動」への関心を広めるために、学内外への発信を継続して行います。今年度は、新たにスタートする最高学部の自主活動「RO農法による和綿栽培」を共に行います。

 


センター次長
小田 幸子(最高学部准教授)

今年度から正式にスタッフとなりましたが、最高学部のゼミや、水文・気象観測室との関わりを通じてこれまでもEセンターの活動を支援して来ました。今年度は環境副教材の制作、地域研究への参加などの他、センターが所管する100周年記念企画の完了に向けて注力していく所存です。

 


研究員
柏木 めぐみ(最高学部特任助教)

学園キャンパス・フィールドを中心とした地域研究について、特に東久留米を中心に、近隣農家や地域の方々との関わりを大切にしながら、学生等と一緒に取り組んでいきます。また環境副教材の作成を通して、自由学園と地域との関わりについて、生徒・学生・教職員の理解を深めたいと考えています。

 


研究員
遠藤 智史(女子部中等科・高等科教諭)

主要テーマとして全学の「木の学び」の充実化に取り組んでいきます。男子部で培われた木を育て木を活かす取り組みをベースに、学内や植林地の木の循環と森林の多面的機能の更なる発揮を目指します。そして今後は木の命を苗で森林に返すために新たな森林づくりに着手していきたいと考えています。

 

関連リンク:環境文化創造センターホームページはこちら

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