2020すいせん図書vol.1 /図書館 お知らせ・近況 - 幼稚園・小学校・中学・高校・大学部・45歳以上【一貫教育の自由学園】
図書館 お知らせ・近況
2020年6月19日
男子部、女子部の生徒の皆さんへは、自由学園図書館から毎年1学期末に推薦図書の冊子をお渡ししていましたが、今年はホームページ上で本の紹介をしていきます。今年も各部の先生方、学部の図書・資料グループから推薦をいただいています。いろいろな分野の図書紹介がありますので、中・高生に限らず、たくさんの方に参考にしていただければと思います。一度に載せる冊数に限度がありますから、数回に分けて、なるべく週に一度発信しようと計画しています。3月以降も図書館にはたくさんの新しい本が入っています。写真はその中のごく一部です。
【2020 すいせん図書 vol.1】
数学科 T先生から 学園と本当によく似た生活を描いた本を3つ紹介します。 ◎ヒルトン「チップス先生さようなら」(新潮文庫)イギリスのパブリックスクールの様子を描いています。◎ジュールベルヌ 「二年間の休暇」(福音館文庫)学園でも時々読まれる本。島での自治生活。◎ケストナー「飛ぶ教室」(岩波少年文庫) ドイツの寄宿舎生活の学園もの。男子部との違いがあまり見つからないような気がします。
図書館 F先生から『ふるさとって呼んでもいいですか』ナディ著 大月書店在留特別許可ってなんだかわかりますか?これは6歳で来日したナディさんの体験記。日本にはいろいろなルーツを持つ人が生活している。この本には書かれていない、もっとつらいこともあったかもしれない。でもナディさんはとても前向きで、励まされる。
『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』 ブレイディみかこ著 新潮社今年、話題の本だったので読んでみた。毎日のように事件がおこる中学校生活。私もそうだった気がする。とくに海外で生活するとこうなるのかとビックリしたり、すごいと感心したり。しかし母は強し。現在の中高生はどのように感じるのか?ぜひ感想を聞いてみたい。
学部生から
『生物と無生物のあいだ』 福岡伸一著 講談社現代新書自由学園に講演でいらしたこともある生物学者の福岡伸一さんが、ご自身と多くの学者たちの経験を踏まえ生物とは、そして生命とは何か考えます。ウイルスについて言及される場面もあり、まさにいま読むべき一冊です!
『片付けの解剖図鑑』 鈴木信弘著 エクスナレッジ最近は片付けをするための収納法や断捨離などが多く取り上げられています。しかしこの本は、これらとは少し違った視点から片付けを考えます。そもそも、片付けがはかどる家、部屋にはどんな特徴があるのでしょうか。