生徒の感想
今日はある程度マスターズの生徒と同じようなタイムスケジュールで生活しました。
1時間目はホームステイ先のサムと同じクラスで録音の授業で自分の興味のある授業内容でもあったのでワクワクしました。フィッシュ先生が連れて行ってくれる予定だったのですが、途中フィッシュ先生を見失い、流れで階段を上がると301という教室があったので、入るとサムの姿は無く、その教室の先生が「あーフィッシュ先生の」と言って迎え入れてくれました。内心「合ってた。サムは居ないけど。」と思いつつ、授業プリントなどをもらって席につきました。すると、なぜか配られたプリントには「the great power of European」と書かれていて、その時気づきました。違う教室に来てしまったのだと。でもあんな歓迎ムードで迎えてくれたので、出づらくそのまま歴史の授業を受けることにしました。授業の内容としては、どうしてヨーロッパは昔力を持っていたかと言う単元で、奴隷制度も扱っていたので、僕自身日本でもあまり大っぴらには触れない点であると感じていますが、アメリカでは割とガッツリ触れていて、教育の幅に差を感じて、いい経験にはなりました。
戻ってきてからは、何食わぬ顔でフィッシュ先生に今までの内容をそのまま話すと、少し笑っていました。その後はモーニングミーティングをホールで行い、誕生日者を発表するなど、男子部っぽいところも感じつつ、その後は音楽の授業でビリーアイリッシュの「Halley’s Comet」をパートごとに練習して歌いました。学園の授業でもこんなポップな曲も歌わせてくれれば、と思いつつ、昼食に向かいました。
昼食では朝と同じメンバーで食べ、フィッシュ先生にこの2週間のプロジェクトの話をされた後、美術の授業を受けました。板画をやりました。授業には女子しかおらず、意外に感じました。
帰りはサムのお母さんが迎えにきてくれ、ホームステイ先の町カトナをまわりました。最初建築事務所に寄ってくれて、中国北京の韓国大使館も設計したところでめちゃくちゃ実績のある設計事務所で、建物の模型が置かれていたのですが、とにかく日本と違って、土地面積の問題もありますが、スケールがでかいと感じました。その後パン屋に寄って、クッキー食べたりととても良い経験をさせていただきました。その後は晩御飯に肉料理を頂きました。犬派か猫派かの話をして、僕はあまり猫が好きじゃないというとサムのお母さんもそうみたいで、グータッチをしました。食事後ゆっくりする時間があったのですが、サムに「宿題あるの?」と聞かれ、これといって早急にしなくてはいけないものはなかったので、「無いよ」と言った時のサムのフテ顔は忘れません。サムは宿題があったそうです。