フィンランド留学報告3/国際センター お知らせ・近況 - 一貫教育の【自由学園】/ 幼稚園・小学校・中学・高校・大学部・45歳以上

フィンランド留学報告3/国際センター お知らせ・近況 - 幼稚園・小学校・中学・高校・大学部・45歳以上【一貫教育の自由学園】

国際センター お知らせ・近況

フィンランド留学報告3

2025年8月25日

8月18日(月)

今日は初めて交換留学先の高校であるアラヤルヴィ高校へ通いました。楽しい週末を過ごした後の学校に、少しの疲れと緊張の気持ちを持って登校しました。

まず初めに、エンミ先生とサンヤが学校の施設の紹介をしてくれました。校舎に入る時などに靴を履き替える必要がなく、授業をするクラスもそれほど離れていないので、移動の煩わしさがないのが良いと感じました。美術や音楽の授業がありましたが、どれもとても自由で、各自思うがままに行っている姿が印象的でした。午後にはフィンランド語を学ぶ授業もあり、こちらもエンミ先生とサンヤが僕たち4人に教えてくれました。発音などが非常に難しかったですが、簡単な言葉を覚えるなどして、少しだけ挨拶や自己紹介ができるようになりました。学校が終わって少し家で遊んだあと、サンヤとアーロンが習っているハンムドーという韓国発祥の護身術の稽古に参加しました。とても難しかったですが、たくさんの人と関わることができてよかったです。なかなか日本でもチャレンジしないことなので、食わず嫌いせずにまずやってみることはすごく大切だなと改めて感じました。

明日からも学校の生活が続きますが、人と話すことを楽しんで、たくさんのことを経験していきたいです。

8月19日(火)

登校2日目最初の授業は日本語の授業でした。スライドにひらがな、ローマ字、英語を映しながら、日本語で自己紹介をしました。生徒数が少なく、アラヤルヴィとヴィンペリ合わせて5人の生徒だったことにまず驚きました。フィンランドの生徒各々が日本語での自己紹介にトライした後、日本語とフィンランド語を使ったゲームをしました。ただただ機械的に単語や熟語を覚えるのではなく、ゲーム性が伴っていることで自然に覚えていくことができるのかなと感じました。

高校2年生の英語のクラスでは、フィンランドの学校に関するプレゼンテーションをしてもらいました。日本でいう小学校、中学校、高校とは少し違う数え方?で理解するのが難しかったのです。

午後は私たちから日本についてのプレゼンテーションを行いました。個人的には準備不足を強く感じたので、次のプレゼンでは、今回の反省を活かしたいと思います。

放課後はwelcome partyでした。皆でキャロリアンパイ(フィンランドの料理)やシナモンロールを作ったり、卓球やゲームをしたりするなどして交流をしました。

私はフィンランドで友達ができるか不安だったんですけど、今日のwelcome partyなどの交流を通して、友達を作ることができたのが嬉しかったです💫

システムの違いから、理解が難しい箇所があるので、気になったことを積極的に聞けていけたら良いと思います。

8月20日(水) 

今日は、フィンランドのアラヤルヴィから少し離れたメンキヤルヴィ近郊にある、第二次世界大戦中にロシアとの戦闘で使用されていた戦闘機や戦車、防空壕を見学しました。実際に当時使われていた防空壕や戦車の内部に入り、当時の兵士たちがどのような環境で戦っていたのかを肌で感じることができました。厳しい自然環境の中で築かれた技術や工夫には、驚きました。

学校の後は、皆でブルーベリー狩りに出かけました。フィンランドでは森の中に野生のブルーベリーが豊富にあり、専用の収穫道具を使ってたくさん採ることができました。その後は、湖を一望できる絶景の場所でキャンプファイヤーを楽しみました。焚き火を囲みながら語り合った時間は、心に残る最高の時間でした。

残りの日々も、一日一日を大切にしながら、全力で楽しんでいきたいと思います。

8月21日(木)

今日は隣町にあるヴィンペリ高校にお邪魔させていただきました。アラヤルヴィ高校ほど大きくはなかったのですが、どの生徒も優しく、我々を暖かく迎えてくれました。学校ではフィンランド式野球や構内ツアー、授業体験に生徒会とのお菓子パーティーまで様々なことを体験できました。アラヤルヴィ高校との違いやヴィンペリ高校の校風など、各々学べたことが沢山あったのかなと思います。

夕方にはみんなでヴィンペリで人気なハンバーガー屋に行きました。サイズが日本とは比べ物にならないくらい大きく、とても美味しかったです。毎日このようなアクティビティに連れて行ってくれるホストファミリーの方々には感謝してもしきれません。

夜にはホストファミリーの方と少しお話する時間をもてました。ですが少し部屋が暗かったので、なぜ電気をつけないのか?と聞いたら、フィンランド人はこの暗がりの中の落ち着いた雰囲気が好きなんだよと、教えてくれました。確かに暗がりの中には独特の静けさがあり、とても落ち着くことが出来ました。日本人もこのような落ち着きや何もしない時間が必要なのかもしれません。

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