今週の1冊『浪江町赤宇木の記録 百年後の子孫(こども)たちへ』/図書館 お知らせ・近況 - 幼稚園・小学校・中学・高校・大学部・45歳以上【一貫教育の自由学園】
図書館 お知らせ・近況
2025年10月6日
2025年10月6日もう一度、この一冊『浪江町赤宇木の記録 百年後の子孫(こども)たちへ』赤宇木記録誌編集委員会編今年の5月に、「今週の一冊」(https://www.jiyu.ac.jp/blog/li_news/89020)でご紹介した本です。朝日新聞記事で知り、国立国会図書館から取り寄せ、近所の図書館へ2週間通って読みました。学園の皆さんにもどうしても読んでいただきたく、非売品となっていたので編集委員長の方へお手紙を出したところ、残念ながら残部がないので増刷となったらご連絡します、との返信をいただきました。その後。今年の8月に自由学園図書館に一通のメールが届きました。上記の「今週の一冊」を読んでくださった、この本の副編集委員長である今野邦彦さんからでした。そしてこの度、今野さんが尽力くださり、なんと『百年後の子孫たちへ』を寄贈くださったのです。ぜひ自由学園の生徒学生、教職員の方に読んでいただきたいと、送ってくださいました。たぶん、どなたかが大切な一冊をお譲りくださったのだと思います。今、学園の図書館にあります。ぜひ皆さん、読みにいらしてください。AIは膨大な電気を必要とするため電気使用量が増える、よって原発が必要だという議論が聞こえてくる今、この本を読んで、地震大国にある原発が爆発したとき、何が起こるのかを冷静に考えたいと思います。
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