Eセンターニュース No.05 (2022年9月13日号)/環境文化創造センター - 一貫教育の【自由学園】/ 幼稚園・小学校・中学・高校・大学部・45歳以上

Eセンターニュース No.05 (2022年9月13日号)/環境文化創造センター - 幼稚園・小学校・中学・高校・大学部・45歳以上【一貫教育の自由学園】

環境文化創造センター

Eセンターニュース No.05 (2022年9月13日号)

2022年9月13日

2018年4月に発足した環境文化創造センター(以下、Eセンター)は、今年度5年目を迎えました。Eセンターの活動について、一層のご理解をいただくことを目的に、「Eセンターニュース」を発行することにいたしました。学内向けを想定していますが、ご関心がおありの方にも広くご覧いただけるよう本ホームページでも公開いたします。内容については、概ね過去1ヶ月以内に本ホームページに掲載した情報を基本に再構成したものになります。
なお、ニュースの内容をPCやスマートフォンでも読めるよう、短縮版を以下に掲載しますので、ご利用ください。

 

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【 Eセンターニュース No.05 2022年9月13日号 】      

 

1. 9/12 【教育】女子部の木の学び・広葉樹の森林づくり活動報告
8月6日(土)~9日(火)、女子部生8名と学部生1名は、女子部の机の材料を採った岐阜県郡上市にある広葉樹の森林を4年ぶりに訪ねました。シカ除け柵の中では実生のミズメが高さ150cm程に育っていて、他の先駆種たちと競争している様子が見られた一方で、シカ除け柵の外は笹が覆っているところ以外は稚樹が育っている様子が全く無いことから、シカ除け柵設置の効果が一定程度現れた結果を確認できました。
https://www.jiyu.ac.jp/blog/envir/81930

 

2.9/12 【総合】学園で育った樹々活用・木材利用の近況報告
①自由学園生活工芸研究所の新商品に、2020年に女子部東側(現在の中等科3年予備室入口前)で伐採されたイチョウの木を使用することになりました。8月に学園から深谷市にある福祉作業所(川本園)の木材加工所へイチョウの製材板を納品しました。完成は11月頃を予定しています。
②100周年募金委員会の企画で100周年記念物販(木製プレート)の製作で学園産の木材がいくつか生かされることが決まり、木材の選定や製作物の試作が進んでいます。
https://www.jiyu.ac.jp/blog/envir/81948

 

3.12月開催のエコプロダクツ展に自由学園の初出展が決定!
2022年12月7日〜9日に開催されるエコプロダクツ2022への出展が決定しました。同展示会は1999年から毎年12月に開催され、今回で24回目となりますが、自由学園は初出展となります。自由学園ブースは「森と木で拓くSDGsゾーン」に設置され、過去80年の植林活動や近年の「木の学び」の一端を紹介する予定です。是非、ご来場いただければと思います。また情報発信にもご協力いただければ幸いです。今後ホームページ等で最新情報を更新して参ります。

 

4.9/10 【社会】 第14回“いい川”・“いい川づくりワークショップのエクスカーションで校内を案内
9月2日(金)、「第14回“いい川”・“いい川づくり”ワークショップ(大会)」の参加者を対象に「平成の名水百選(落合川と南沢湧水群)と多自然川づくり」と題するコースの一環として、立野川を中心とした学内の見学が行われ、最高学部生とEセンタースタッフも案内を担当しました。
https://www.jiyu.ac.jp/blog/envir/81906

 

5.9/1 スクールシンボル選定プロジェクト・アンケートのアンケート募集期間を延長
「自由学園創立100周年記念 スクールシンボル選定プロジェクト」では、7月1日より広く自由学園に連なる皆様を対象に、アンケート形式で「自由学園の木・花・鳥」にふさわしい候補の募集を開始いたしました。8月末までに在校生をはじめ、多くの方からご回答をいただきましたが、より多くの方にご回答いただきたく、募集期間を9/30(金)まで延長いたしました。
https://www.jiyu.ac.jp/blog/info/81783

 

6.8/28 【気象観測室】 那須農場・名栗植林地の露場を気象庁に登録
「水文・気象観測室」では、6〜7月にかけて気象庁の検定を受けた「転倒ます型雨量計」(共同研究協定を締結しているフィールドプロ社にシステムの仕様に合わせたものを特注)を那須農場・名栗植林地それぞれに設置しました。7月中・下旬に、那須農場は宇都宮地方気象台に、名栗植林地は熊谷地方気象台に、それぞれ「気象観測施設設置届出」を行い、その後受理されました。
https://www.jiyu.ac.jp/blog/envir/81718

 

7.9/4 【気象観測室】海山植林地で水文・気象観測室の学生が活動
8月6日(土)、水文・気象観測室の1〜2年生3名は、海山植林地にて気象観測機器のメンテナンスおよびデータ回収、植林・育林の際の拠点となっていた「海山小屋(1967年に教員、学部生、卒業生の手によって設置)」の清掃、小屋前を流れる久瀬谷の沢での水質測定と流量観測、水中に生息する生物の観察を行いました。
https://www.jiyu.ac.jp/college/blog/kj/67666

 

8.9/1 【気象観測室】海山植林地で大雨、小屋前の渓流でも小規模出水
8月22日(月)には、暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で、海山植林地の位置する紀北町周辺に非常に激しい雨が降り、水文・気象観測室が設置した雨量計では、参考値で15:40に時間81mmの猛烈な雨を、また12:30の降り始めからの雨量は251mmを記録しました。8月23日(火)には、海山植林地の作業小屋前をはじめ、普段枯れ川となっている多くの渓流では、音を立てて水が流れていました。
https://www.jiyu.ac.jp/blog/envir/81802

 

9.9/3 【気象観測室】那須農場の露場の百葉箱を修復
8月31日(水)、水文・気象観測室のメンバーで、那須農場にある搾乳牛舎脇の露場に、南沢に持ち帰って修理を行っていた百葉箱を再設置しました。この百葉箱も2008年に最高学部生が手作りしたものです。痛んでいた百葉箱は、最初に高圧洗浄機で洗ってから屋根や箱の底の傷んだ箇所を修復し、塗装し直しました。再設置した百葉箱では、気温・湿度を10分ごとに観測しています。
https://www.jiyu.ac.jp/college/blog/kj/67642

  

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Eセンターニュース No.01 (2022年5月20日号)
Eセンターニュース No.02 (2022年6月10日号)
Eセンターニュース No.03 (2022年7月12日号)
Eセンターニュース No.04 (2022年8月20日号)

 

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